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同​じ​気​持​ち​で​い​る​の​は​難​し​い

by ヱスケー

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1.
イントロ 00:47
[音楽]ヱスケー
2.
[音楽]ヱスケー [歌詞]ヱスケー [うた]ヱスケー ヱスケーと深夜のスーパーは相性がいい "皆様のお墨付き" 客一人に対して 店員20名弱 昼とは逆 活気が無いのがいい でもたまに思うんだよ 売れ残った惣菜を手に取りながら 「こんな人生を望んでいたのか?」って 快適であるのは間違いないが 物足りないのは 言わずもがな 夕飯でも朝食でもない時間に 298円のチキンフライ弁当を買う 24時間営業の温かみ 弁当コーナーは常に山積みだ 食べる機会のない  半額の焼き魚も買う サンドウィッチはせいぜい10%オフだし 惣菜パンだけじゃ物足りないしな 漬物切るのすら面倒 包丁握ったのはいつ?  プライスロックされてる野菜をスルー 500g 98円のパスタを買う ビン詰のトマトソースにも飽きたな キューピー 二人前 ソース袋小分け 盛り付け 深い皿 食べられりゃいい レンジでチン 回らねぇ皿外す キリンラブスポーツは安いがクドい 2ℓ グリーンダカラを二つ買う 袋菓子税抜き198円 聞いたこともないクラッカーアソート クレジットカードいつでも3%引き  2時に一度レジを〆るから少しズラす 店員が休憩時間にレジに並ぶ 誰も居なければベルを二回鳴らす セルフレジ 深夜は閉鎖 気の利く店員は箸を付けてくれる 別に無きゃ無いでいい 何故だか水曜は人が多い 大体いつも同じメンバー 恐らく同業者 互いに「またか」 入り口前のベンチに 終電逃した学生かホームレス ミニバン停まってたら1台分空ける 金曜 土曜 だけ来る騒がしい奴ら (にわかのスーパーファン) そっと目を伏せて横を通る 「お前らも今にこうなる 」 とは限らないのが人生 誰とも交差しない人生 midnight supermarket run away alone midnight supermarket run away alone midnight supermarket run away alone midnight supermarket run away alone
3.
[音楽]ヱスケー [歌詞]ヱスケー [うた]ヱスケー 久しぶりに帰った実家は 自分の匂いが消えていた すっかり通り過ぎるだけになった 地元の町を一人で歩く 近所のスーパー 苗字が変わった同級生の女子 きっともう忘れてる 目も合わせずに会計を済ませる 半セルフのレジ 雑に折ったレシート 居なくなった奴のことなんか忘れて 生きている方がよっぽど健全だ 仏壇を飾り付けて 表情筋の弔い ゴールドのメッキ ぶら下がる糸が揺れてる 遺影が四枚並んでる梁の上 ついこの前までは三枚だったのに そこに並ぶ頃には もう誰も居ないってこと  怖がってたって 何が変わるもんでもねぇし どこにでも 連れて行ってくれる父親に憧れた 何の疑問もなく 「そうなる」と思っていたのに 今も知らない道ばかり歩いてる 親戚にもらった小玉のスイカを お裾分けしに行くのさ 木刀で割って 塩を振って食べる 今日だけで夏が終わった気分 もう何年か振りかってのも わからないくらいに歩いた かつての通学路はむしろ新鮮で ここ最近 寝てばかりいた自分を 少しだけ恨んだりもする 軽トラ ランニングシャツの爺さんが 畑耕す 横をすり抜けて 人気のない神社 ゆるい風 吹き抜ける 夜の不気味さとは まるで縁がないって顔をしてる 公園のスピーカーから 演歌が流れてる そこまで歩くのは少し面倒だ だれる前にサッと解散できる 信用できる奴 驚くほどあっけなく夏が終わった
4.
祭の夜 01:08
[録音]ヱスケー
5.
[音楽]ヱスケー [歌詞]ヱスケー [うた]ヱスケー 滞在時間より 移動時間の方が長い 辿り着くよりも 向かうことが目的になる どこまで走っても ここからは出られない でも走る どこまでも走る oh oh yeah yeah oh oh yeah yeah oh oh yeah yeah でも走る どこまでも走る 往復7時間 ドライブした果て 結局どこへ 抜け出せるってわけでもなく ここに戻ってくるってこと、 わかってたよ それでも 走り出さずには いられなかったんだ 善意で「やめておけ」と言ってくる 優しい人たちにさよなら 近くにあったって 触れようともしなかった僕ら グーグルマップがなければ どこにも行けやしないのに 滞在時間より 移動時間の方が長い 辿り着くよりも 向かうことが目的になる どこまで走っても ここからは出られない でも走る どこまでも走る oh oh yeah yeah oh oh yeah yeah oh oh yeah yeah でも走る どこまでも走る 「車内の会話が弾むのは 互いが向き合ってないからさ」 普段は聞かない類のミュージック 君の車の中 流れてる 思っていたよりも ずっと良く聞こえる 二人で居る時じゃないと 触れることのない話題や 長い時間かけて辿り着いた話 頭の中 上手く言えないことが ふと君の口から出てきてニヤけてる 息も続かない 長いトンネル 継ぎ接ぎの天井 山を突き抜けて走る海岸線 プロペラが立ち並ぶ隙間 途切れ途切れに見える水平線 向こう側に浮かんでいる島 道は途切れてる 陽が落ち始める16時 勢いを増す回転 立体的な雲が 地球の輪郭を縁取っている 意図がわからない 看板やモニュメント 足を止める間もなく 全てが通り過ぎて行った 「父さん、僕… この森から出てみたいんだ」 「そうか…」 「反対しないのかい?」 「できないさ。 この森はお前には もう 小さすぎるんだろう?」 「父さんは…?」 「父さんだって あの空を忘れられない。 お前より…」 「じゃあ何故!?」 「この森で暮らすことに 一生懸命になっていたのさ」 滞在時間より 移動時間の方が長い 辿り着くよりも 向かうことが目的になる どこまで走っても ここからは出られない でも走る どこまでも走る oh oh yeah yeah oh oh yeah yeah oh oh yeah yeah でも走る どこまでも走る
6.
[音楽]ヱスケー [歌詞]ヱスケー [うた]ヱスケー 心の置き場所を見つけた 酷く感覚的なこと 今も後方で俺のことを見守っている 広い空間で居心地のいいところ 教室で言うなら 窓際の席の一番後ろ 適当に相手をしてくれる優しい人 褒め言葉を装った否定の台詞 空間に寂しさが詰まっている 心の底から嫌だと思うことを 心の底から望む人もいる 何者でもないから質問は受け付けない なんの間違いもなく 1日が終わることは少ない 無視されがちな普通、 ひたすら そこに拘る 死ぬ気でやれ、 なんて死んでも言わない 黙ってやれ。それだけ  どう考えても 無断でコレクションを  売られる人生よりはマシ   天窓から落ちる星を眺めていた トラックの振動と おっさんの咳払いが響く朝方 自分らしさってものが 一体 何なのか? 考えてはみるけど 結論は急がない 日々の生活で得るものは僅か 圧倒的に消費が上回る  やりたいことは既に誰かがやっている 道筋が変われば意味も変わる 自分の人生を決して軽視しない でも必要以上に意味を求めない 恐らくそれが利口だ 1限と6限にだけ 講義を入れた大学生 みたいな生き方 矛盾ではなく 時間をかけて成長した結果だ お前にとっては偽物でも 俺にとっては本物だ まったく、 人と同じ気持ちでいるのは難しい となり同士 同じ行為をしていても 当たり前のように他人 都合良く辻褄を合わせてる パースは裏から見ると崩れてる
7.
[音楽]ヱスケー [歌詞]ヱスケー [うた]ヱスケー 「上手くやれ」って言われた 俺はどうも 上手くやるのが苦手みたいだ 盛り上がる輪の中で一人だけ 先に冷めてしまったと 気付いた時の孤独  「そういう生き方は苦労する」 元より他の生き方など ありはしないのだ 自分好みに変えようとする 過干渉な奴 「構われているうちが華」 祟りも恥も受け入れた末代 歌にでもしなければ  口にも出さない 感情残すメモ、音に変換 嘘も本当も無い あるのは生活だけ 最後の最後まで 一握りの余裕を残す 時間を持て余しているが 人との過ごし方がわからない だから教えてくれると助かる 願わくば 4小節サウンドのループ 消えてしまう前に 掴まえておきたいな 自信過多な奴らは やたらとひけらかす 真剣なことほど 言わずに内に秘める 自分の範囲が狭いことは 自慢にならない なんでも楽しめる奴はやっぱり強い 常に準備ができている奴が勝つ 30年ばかりの人生の実感 若い奴らからしたらもう若く無いし 年取った奴からすれば まだ若い 祭の夜の匂い 馴染みの店も消えて 時間だけが余った街 何かの冗談のように面白く無い 床に寝転がり蛍光灯の音を聞いていた 「どうせやるなら上目指してぇじゃん」 そんな考え微塵も浮かばねぇんだ  評価されたくて必死な人の横で 目立た無いように低空飛行で死ぬまで  願わくば 4小節サウンドのループ 消えてしまう前に 掴まえておきたいな

about

2nd mini album
31歳独身男性の生活の記録

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『 ヱスケー 同じ気持ちでいるのは難しい 』
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特設ページ
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【MV】『ここからは出られない』
▶︎ youtu.be/V7pjXZGA-jk
監督・撮影・編集 : cola_drunk
twitter.com/cola_drunk

Trailer
▶︎ youtu.be/u-zSRG1ZlQ0

解説&まとめ
『話をさせていただく気持ち2』
(今回のアルバムについての雑談)
▶︎ h ttps://soundcloud.com/kikuchisk/2a-1

#同じ気持ちでいるのは難しい と最近のこと
▶︎ kikuchisk.hatenadiary.jp/entry/2019/11/17/044924

credits

released November 13, 2019

All produced by ヱスケー
All music,lyric,rap,vocal,mix by ヱスケー

label : Tokyo Togari Nezumi
tokyotogarinezumi.com

mastering : 6000(Tokyo Lovedolls)
tokyolovedolls.wordpress.com

artwork : ヱスケー
photo : MGM(K.H.BROTHERS)
twitter.com/ishikari_khb?lang=ja

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